食事の栄養管理、気になるところですよね。
本日は「管理栄養士」についてお話させていただきます。
管理栄養士とは
管理栄養士は国家資格です。
管理栄養士の仕事内容は、「療養中の方」「ご高齢で食事がとりづらくなっている方」「摂食嚥下障害がおありの方」などに対し専門的な知識と技術により、栄養指導、給食管理、栄養管理といったことです。
「栄養士」は都道府県知事からの免許を受けた資格です。
栄養士は健康な方を対象に栄養指導、給食の運営を行います。
管理栄養士の職場は主に次の通りです。
医療施設・老人福祉施設・介護保険施設・児童福祉施設・小&中学校・行政機関・企業・管理栄養士・栄養士養成施設・試験研究機関等。
乳幼児期~高齢期にいたるあらゆるライフステージで、個人や集団に対し食事や栄養についてアドバイスをしています。
また、特定給食施設等で献立を立て食事の提供や栄養状態の管理を行っています。食と栄養の専門職として皆様の健康をサポートしています。
管理栄養士と歯科の関係性
さて、管理栄養士と歯科のかかわりについてはどうなのでしょうか。
疑問に思われると思います。「よく噛んで食事をする」ことは健康維持には欠かせません。
「未病」のスタートは口腔からといって良いでしょう。
歯科医療では、虫歯や歯周病を防ぐことで噛み合わせから「咀嚼機能障害」を予防するという考えがあります。それに加え高齢化が進む我が国では、栄養状態を改善するためには「食べる機能」の改善が重要視されてきています。
口腔機能が不良で満足に食事ができない、そしてその結果、身体の健康状態が悪化してしまうという状態になっている患者様も現状では多くいらっしゃいます。
訪問歯科診療でも多くお見受けいたします。
より健康で、食事を楽しむことができるには口腔機能に合わせた「食形態の提案」ならびに「栄養指導」を行うことが大切です。
食事管理のスペシャリストである管理栄養士が歯科医療に果たす役割は今後大きいと思います。
管理栄養士による歯の健康維持
口腔機能の改善&栄養改善は健康の第一歩といってもいいでしょう。
歯科医師や歯科衛生士といった医療スタッフに加え管理栄養士が参画した栄養サポートチームというのがこれからの歯科クリニックには必要となってくると思います。
歯科医院でも栄養アドバイスを受けられるというのは、より皆様の健康への意識の向上に貢献できると思います。
こばやし歯科では管理栄養士が在籍
こばやし歯科クリニックでは、常時、管理栄養士がおります。
患者様のライフステージに合わせた栄養指導や妊婦さんへの栄養指導も行っております(赤ちゃんの健康な発育&妊婦様の健やかな体つくりへの指導)。
また、生活習慣病の患者様へは疾患の改善に向けた食事指導も実施しております。
日々のお食事の栄養管理などのお悩みがありましたら、ご遠慮なくご相談ください。
(当クリニックの管理栄養士監修:サプリメント-「Vita Fresco」(※プレミアム・ベーシックの2種類)を販売しております。