こばやし歯科クリニックで診療時に検査をしている方を院内で見かけたことはありませんか?
当クリニックには臨床検査室があり、臨床検査技師が所属しています。
以前、臨床検査技師にインタビューをしましたが、
今回は「臨床検査技師が行うさまざまな検査」についてお話させていただきます。
臨床検査技師とは
臨床検査技師は主に病院内で働いているイメージがあり、歯科医院ではあまり見かけたことがないかもしれません。
医師の指示のもと、患者さま(入院患者を含め)の血液や尿などの検体の準備から検査の実施、その後の報告。
また、健康診断での検査や脳をはじめとした患者さまの生体検査も行っております。
職場としては病院が多いですが、検体検査だけを専門に行う検査センターにて活躍されている方も多いです。
健康管理や病気の早期発見には、臨床検査は不可欠です。
各地の病院、健診(検診)センターにて多くの臨床検査技師が国民の皆様の健康管理に貢献しています。
では、歯科の領域での臨床検査とは何なのか?疑問に思われると思います。
歯科医療では「口腔医療」という側面から、臨床検査・口腔検査の必要性とその検査値から病態や症状がみえます。
歯科治療が「医療」であるならば、「診断」のためには「検査」が必要であり、「施術」を決めるためにも「検査」が必要です。
また、治療後の予後を「判定する検査」も必要です。
このようにさまざまな検査が必要です。
観血的な処置(血が出るような処置)では、糖尿病患者は感染しやすいうえ、易感染状態であります。
そのため、現状を知るために治療の前に血糖値検査やHbA1cといった血液検査が必要になります。
臨床検査技師の活躍の場
そのような検査には臨床検査技師の活躍が必要となります。
また、口腔の検査としては
- ・口臭検査
- ・味覚・嗅覚検査
- ・金属アレルギー検査
- ・ドライマウス検査
- ・嚥下検査VF(嚥下造影検査)
- ・嚥下検査VE(内視鏡検査)
- といった検査があり、その検査の準備・実施の補助には臨床検査技師は欠かせません。
こばやし歯科クリニックでは常時、臨床検査技師がいます。
歯科治療に必要な臨床検査のほとんどはこばやし歯科で実施可能ですので、何かご質問がある場合はお気軽にお尋ねください。
(終わり)