今回はマイクロスコープを用いた歯科治療についてお話したいと思います!
アニメのブラックジャックやテレビの医療特集で神の手と言われている先生方が大きい機械(マイクロスコープ)を覗き込みながら治療をしている場面を見かけたことはありませんか?
このマイクロスコープは歯科治療でも使用しています!
マイクロスコープとは
マイクロスコープとは、肉眼では見えないものを4~20倍までに拡大して観察できるという歯科用の顕微鏡です。
歯科診療は視野が小さい部位の細かい作業が多くあります。
虫歯に汚染された部位を削ったり、歯の中の神経を治療したり、肉眼ですべてを正確には捉えきれない細かさです。
そこで!治療の精度を高める為に『マイクロスコープ』を活用して患部を拡大してみながら処置をしていきます。
日本では歯科クリニックでの普及率は約3%と言われています。
見えづらい部分が拡大してよく見えることで、虫歯、汚染物質、歯石の取り残しなどが大幅に軽減されます。
治療の精度が高まることにより、口腔内の健康をより良い状態で保つことが出来ます。
マイクロスコープを用いた治療には次のようなものがあります。
- ①虫歯の治療
- ②歯周病の治療
- ③根管の治療
- ④歯の亀裂の確認と破折器具の確認
マイクロスコープのメリットは以下のようなことが挙げられます。
- ・治療の精度が高まる
- ・患者さんの負担を軽減
- ・削り残しをなくし必要以上に健康な歯質を削ることを防止
- ・診療ユニットに設置しているモニターで治療部位や治療中の作業確認が可能
- ・拡大することで周囲組織に余計な侵襲を減らせることにより治療時の痛みが軽減される
こばやし歯科クリニックではすべてのチェアにマイクロスコープを設備しています!