今回はアンケート第二弾ということで医院が歯科技工士を対象とした「なぜ歯科技工士になったのか」というアンケート実施を致しました。
そのアンケート結果についてお話させていただきます。
アンケートの回答数は9件、20~29歳の方の回答が一番多い結果となりました。
①就業場所
89%の方の就業場所は歯科医院でした。残り11%は歯科技工所ということでした。
②歯科技工士になったきっかけ
最も動機として多い回答は、職業柄なのか、「細かい作業が好きで手に職をつけたかったから」というものでした。次いで、「オープンキャンパスに行って自分に向いていると思った」という回答でした。
③歯科技工士という職業をどのように知ったか
この質問に対しては進学時の進路指導が関係しているのか、歯科衛生士へのアンケートの回答と同様、「母親」「学校の先生」というのが多くみられました。あとは、通っている歯科医院という回答もありました。
④歯科技工士になるきっかけで最も影響があった人物
この質問に対しては「歯科衛生士という職業をどのように知ったか」という質問の回答とは違い「父親」が多い結果でした。歯科技工士は男性がなる職業という印象が強いのかもしれません。女性の歯科技工士も大勢いらっしゃいます。さらには進路のきっかけの提供が「母親」であり、進路を後押しする役割が「父親」ということなのかもしれません。
⑤仕事へのやりがいの有無
これは100%の方が「やりがいがある」という回答でした。
歯科技工士という職業は非常にやりがいがあり手の器用さを活かせる職業と感じている方が多いようです。歯科クリニックは全国に数多くあり就業場は多いにもかかわらず、就業場所の安定性に触れられていなかったことは意外でした。就業できて当然の環境とは就業してから感じたことであり、歯科技工士になろうとした動機は、あくまでも自分の適性(手の器用さ、あまり多くの人と接することがなく自分でもくもくと仕事ができるなど)を重視したということなのかもしれません。
今回のアンケート結果をきっかけに、進学先の一つとして歯科技工士専門学校への道を考えてみてはいかがでしょいか。
採用担当:久保田(事務TEL03-3653-7567)