風邪を予防する食事の基本は、バランスの良い食事です。免疫物質の元となるタンパク質をはじめ、身体の調子を整えるビタミンやミネラルなど過不足なく摂取し、体力や免疫力を高めましょう。特に気を付けると良いことを3点ご紹介します。
1.腸内環境を整える食事
腸内環境を整えると免疫力が高まります。ヨーグルトなどの発酵食品は、善玉菌を含み、腸内環境を整える効果があります。毎朝、ヨーグルトを食べるのもおススメです。
また、きのこ類や海藻類、根菜類などに含まれる食物繊維は、善玉菌の餌となり、腸内環境を整えます。きのこはジップロックに入れて冷凍しておけば、いつでも簡単に使用できます。
2.体温をあげる食事
体温が1度上がると、免疫力は最大で5〜6倍も上がるといわれています。生姜をたっぷり入れたスープや、朝起きたら暖かい白湯を飲むのもオススメです。
また、タンパク質はエネルギー代謝を高め、体温を上げる効果があります。1食のうち、肉、魚、卵、大豆製品などの主菜を1品取り入れるようにしましょう。忙しい方は、そのまま食べられるサバ缶やツナ缶、サラダチキンなどを活用しましょう。
3.ビタミンを補給する食事
冬に旬を迎えるみかんですが、コタツでみかんは理にかなっています🍊意外ですが冬は、コタツにこもり、水分補給を忘れ、脱水になりやすいです。みかんは水分が豊富です。
また、免疫力を高めるビタミンCが豊富です。風邪と冬の脱水予防に1日2~3個のみかんを食べると良いでしょう。
管理栄養士 平澤風歌