少しぐらい歯や口腔の状態が悪くても、「食事はとれるし、また今度にしよう」と、治療を後回しにしていませんか?
歯を失くしてしまうと発生するリスク
奥歯を失うと、食べ物が噛みづらい状態になります。
よく嚙めない時は、柔らかいご飯、パンやうどんなど「炭水化物(糖質)」中心の食生活になり、肉や魚などの「たんぱく質」や、野菜に多く含まれる「ビタミン」「ミネラル」などの栄養素が不足し、栄養が偏ってしまいます。
その結果、高血糖を引き起こし、生活習慣病の発症に繋がる可能性が高いです。
兵庫医科大学、新潟大学、丹波篠山市が行っている研究では、奥歯の噛み合わせのない高齢者では、「高血圧のリスクが1.7倍に上昇する」ことが報告されています。
さらに、よく噛まずに飲み込むため、早食いや丸呑みが習慣化してしまい、腸内環境の悪化や、肥満、高血糖を引き起こします。
義歯のメンテナンスも忘れずに
義歯の調子が悪い状態が続くと、食欲が低下し、必要なエネルギーや栄養素が充足できず、低栄養になるリスクが高まります。
このように、「かめない」状態は、身体全体の健康に大きく関係しています。「かめない」ときは、食べられるもので栄養を摂れるように心がけましょう。
栄養に関しての相談もこばやし歯科へ
こばやし歯科クリニックでは、管理栄養士によるパーソナル健康サポートで、「噛めないときの食事・噛めるようになった時の食事のサポート」も行い、皆様の全身の健康維持・向上をサポートします。
ご自身は大丈夫だと思わず、一度、歯と食事の専門家に相談してみて下さい。
管理栄養士【平澤】までご相談くださいね!
TEL:03₋3653₋7567