次亜塩素酸は、もともと体内に存在する物質であり、白血球の中にあります。
ご承知の通り白血球には外部から体内に侵入した異物や細菌、ウイルスなどから体を守る防御の役割があり、その過程で次亜塩素酸が強力な殺菌効果を発揮します。そして、この次亜塩素酸を化学的に生成したのが「次亜塩素酸水」です。
次亜塩素酸水の特徴
次亜塩素酸水はその特性から、高い殺菌力と安全性を併せ持ち、利用目的に応じて濃度を調整して使用できるのが特長です。これにより、昨今、医療だけでなく、日常生活のさまざまな場面で幅広く利用されています。たとえば、空気清浄機や手洗い後の消毒、お風呂場のカビ予防などが挙げられ、近年では野菜の洗浄などにも利用されています。
歯科医における次亜塩素酸水の活用
次亜塩素酸水の特徴の一つとして、空気中のウイルスや有機物が発生する際の臭いに反応して水に変化するといった性質があります。このため、空気清浄機などにも用いられ、特に冬季の乾燥した環境でのインフルエンザ予防や風邪対策にも効果を発揮します。
さらに、市販のうがい薬よりも安全でありながらも高い殺菌効果を有しており、歯科医療に関連することとしては、歯垢の生成を抑制するという効果も確認されています。
当クリニックでは次亜塩素酸水生成装置を備え、随所に用いています。
このように、昨今の歯科医療において次亜塩素酸水は、清潔な歯科医療環境を目指す一環として重要な存在となっています。次亜塩素酸水にご興味のある方は是非、当クリニック・スタッフにお問合せください。